第47回全国高等学校演劇大会 福岡大会
  2001年8月5日(日)6日(月)7日(火)

:福岡市 福岡サンパレス
福岡市博多区築港本町2−1 箱崎線呉服町駅徒歩12分 JR博多よりタクシー5分  客席約2200

最優秀賞  愛媛県立川之江高校(四国)  「七人の部長」  越智優・作

優秀賞(上演順) 山口県立華陵高校(中国) 「ぼくんち」  廣井直子・作
             千葉県立薬園台高校(関東) 「やっぱりパパイヤ」 阿部 順 ・作
          栃木県立宇都宮女子高校(関東) 『ばななな夜』 入江郁美:作



独断偏見の辛口寸評

 川之江 7人の登場人物を60分間リアルタイム 生徒会室の限られた空間で書ききった脚本が まずまず
       本を読んだ時に既に一位は決定 それを 正確にキャラクターどおりに(たぶん半分以上あてがき?)演じた。
       役者としての力量は去年より上? が、これが一位でよいのかと思う。この傾向はいつまで続くのか。ただし、他に一位と思う作品はない。

 華陵  台詞が聞こえない。不思議な小学生をそのまま押し通した。どうしようもない兄、へんな医者の子、甘えの弟。このまま終わったら悲惨だけれど
      母が大人の思いを吐露。なけた。会場は2000 コンサート向け。けれど 川之江と薬園台だけはきっちりと台詞が通った。ちゃんとしゃべる事。あまく見ないで欲しい。

薬園台 良く聞こえ、良く楽しませ、舞台を良く知った照明、センスの良い音響。だけれど、この中身だけで事足りるのか。コント集、にもう一つ深みが欲しい。

宇都宮女子 台詞が聞こえない。それをそのまま平気で続ける。自然な会話というならなぜ川之江も薬園台も聞こえるのか。
      不思議な不安。バナナでばんばん さけびたくなる それも いいだろうけれど


8月5日(日)開場 9:00

  9:30〜 開会式

 10:30〜11:30 上演1 麻布大学附属渕野辺高校(関東) 「アルプスの少女」 菅原正志・作

 11:50〜12:50 上演2 大谷高等学校(関西) 「私場所 ワタクシバショ」岡村寛子・作

 12:50〜13:50 昼食(休憩)

 13:50〜14:50 上演3 久留米市立南筑高校(福岡)「銀河鉄道の夜への旅」 川村光夫。作


 15:10〜16:10 上演4 山口県立華陵高校(中国) 「ぼくんち」  廣井直子・作
 



  8月6日(月) 開場 9:00

  9:30〜10:30 上演5 宮城県立古川女子高校(東北)「BANKA」相澤真美+演劇部・作


 10:50〜11:50 上演6 北海道伊達緑丘高校(北海道) 「はるふぶき」影山吉則・作

 11:50〜12:50 昼食(休憩)

 12:50〜13:50 上演7 千葉県立薬園台高校(関東) 「やっぱりパパイヤ」 阿部 順 ・作

 14:10〜15:10 上演8 金城学院高校(中部)「hush!!」 ふかみゆゆな・作 


 15:30〜16:30 上演9 栃木県立宇都宮女子高校(関東) 『ばななな夜』 入江郁美:作



8月7日(火) 開場 9:00

  9:30〜10:30 上演10 愛媛県立川之江高校(四国)「七人の部長」 越智優・作


 10:50〜11:50 上演11 池田学園池田高校(九州)「 坂道と夏の日 」 塚原政司・作



 11:50〜13:00 昼食(休憩)

 13:00〜14:30 講習会

 14:30〜15:00 移動・休憩

 15:00〜16:40 審査員講評

 17:00〜17:50 表彰・閉会式

 


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