花火よ、響け  文化祭【感想】集


・作劇的には、花火、障害、いじめの 三題噺のような感じで、<BR>
 テーマが絞り切れていない。
    →メインのモチーフを、いじめから抜け出る事 に おきたい。いじめ側にせよ、いじめられ側にせよ。そこから抜け出て成長して欲しい。
     いじめてしまった、原因は、深い所のシステムはなにか。そこが表面だけでなく暗示できればいい。
     いじめられ側の、原因も、深い所のシステムもみつかれば、どう、一刻一刻を見直していくか見えてくるのではないか。
 
・障害児の中にもいじめはある。障害者は純粋で、その純粋さをてこにして健常者が浄化するという設定は間違っているし、
そういう面で囲い込むからこそ、障害者は苦しいのです。黒人女性作家の言葉「抑圧は私にとって一部でしかない。
差別や偏見や貧困がなくなったら、あとに何が残るのか。黒い肌と空っぽの中身だけなのか。そうではなく、
それでも他に何か残るものがあるからこそ、生きてこられた。」ーこのことをかみしめて考えて欲しい。
     →ゆうのなかのなやみ苦しみ、うそ。かなの優越感、いらだち。こどもたちの中の喧嘩。が、あるだろう。
・障害者の人との共生、母の子への深い思いやり、それを感じる子の素直さ、いじめ、など拡散している感じ。
 
・いじめの語り中途半端。きちんとやれば全ての人がいじめると事と、いじめられる事の両方の体験を持っている事が
伝わったと思う。それをメインテーマにすればすごい劇になると思う。

・一寸暗かった。いじめの芝居に希望がありません。その割にはいじめが軽すぎる。
 話がバラバラな感じ。父親が花火師である必要があるのでしょうか。最初の花火の説明が長くて面白くない。
 一番伝えたいことが何なのかわからない。障害者に対する見方が古い。
 最初のご飯のシーンが長すぎ、台詞がつまらない。風呂場必要ない。最後に跳ね返す力があれば自殺はなくても良い。
 母の台詞は古くさい。思っていても言いません。現実は嫌なことばかりなので明るい劇がいい。
 最後の中学生の独り言の意味がわかりません。最後の花火と太鼓は不完全燃焼ですっきりしない。
 とにかく暗いしつらいし、おかしいシーン笑えない、あかるくして下さい。

・ラストがすっきりしない。
・語り出すぐらいから最後がわからない。
・説教っぽい作りになっている。
・場面場面のつながりがスムースでない。
・一人一人の人物像をもっと明確に。
・内容をもう少し絞り込んで。
・風呂の前後、時が変わったのがわからない。

・父   どうしんえんちゃんと聞こえない。動きに切れがない。困った時、気まずい時の表情区別はっきり。
  滑舌が悪い。落ち着きが欲しい。三枚的なのは良いけれど大人は大人。早口。メーク、ギャグ。
  なにをいっているのかさっぱりわからない。衣装労働者のものではない。
 
・すえり、まろ、元気な芝居を!
・父母若い。
 
・ゆりは太鼓を元々習っていたの? →はじめからやっていたことにする。
・ゆりが、勇気、ふんぎりをついた瞬間をはっきり見たい。
 
・ゆう、口紅もっと落とした方がいい。
・家族がゆうに動かされる部分が弱い。
 
・るみ ゆう  どちらが年上?  妹中途半端 まだ障害者っぽい。
・口紅ゆうに塗るシーン。何をしたいのか、何を言いたいのか、ちゃんとやって欲しい。
 
・最初〜シャワーまで弟だけで引っ張っていた。
・食事シーン、あすなろシーン長く感じる。
 
・淳あんなに早く打ち解けちゃっていいの?
・淳の役割中途半端。
・淳のストーリーしりきれとんぼ。何を考えて何を思ったのかだして欲しい。

・淳とゆりをからませて恋愛など、お客も感じられるものが欲しい。→お客が応援したく なるキャラクター。
 
・もう少し太鼓が聞きたかった。
・太鼓を軸としたリズム感がスペゼロとくらべて、ない。
・踊るなら中途半端じゃなく。もっとしっかり。
 
・台詞が聞こえない所多し。
・あすなろの先生とこどもたちの関係わからない。
・車椅子のこの役割が薄い。
・ゆうき 時間です の時 焦りすぎ
・横松の先生の存在感無し。
・ラスト人多すぎ。
・すに戻る役者が居る。
・台詞のない時の芝居をもう少しちゃんとやって欲しい。
 
・照明 本当に花火が打ち上がっているようにもう少し何とかして欲しい。
     →舞台美術・大道具・照明・音響 がんばる。
・ピンはずれること多し。
・音、少ない。森?他。
・ラストの花火の音、もっと大きく。
・最後の音、心に残るものが欲しい。
・前説 笑顔なのかにやけているのかわからん。

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