「響き」地区大会【感想】集 2001年11月3日



父親役の子の台詞が聞きずらかったような。ラストの太鼓のシーンにもうすこし盛り上がりがあってもいいですね。
でも私の場合どうしても[じゃがいもかあさん]の思い出が強いので人数の違いが大きいと思いますが〜 まああの頃と比べてもしょうがないですよね.
でも生徒達の勢いって絶対伝わると思うから、もう少しパワーを感じたかったなって感じです。

楽しかったんだけど何か、味気ない舞台だったなぁ、と思いました。
いっそのこと「花火」のセリフはもう完全にカットした方が
スッキリすると思いました。プロポーズのとことか。
アンケートにも書いたんだけど、観終わって「は〜、スッキリしたー!」
って気分になる芝居じゃないなーって思っちゃいました。
むしろ、ムズムズしちゃいます。
イジメとか、結局スッキリと終わってないのがそうさせてる原因なのかなぁ〜?

確かにまだ、まだ、あらけずりといった感じもあります。

家族がちょっと不幸すぎ

壊れかけた夫婦や家庭が再生するには、家庭の中によほど大きな事件か問題提起
(犠牲となったこどもに症状が出てきます。)があって、夫婦が本気に向き合い、そ
れを克服していこうという意志統一がない限りありえないと思います。

長男が小3の時の事でした。「子ども(長男)のSOSが我が家を救った、
我が家を作った。」
一番気になったのは、父親像です。
今の時代に、こだわりをもって仕事に取り組んでいる花火職人、
障害児の父親、学校でいじめを受けている子どもの父親。
普段はあまりふれないけど、いつも見守っているんだよという部分を
頑張って演じて欲しいです。

太鼓でごまかしてるように感じましたあれで本当に救われるのか、中学生が太鼓を馬鹿に?しにきてゆりが太鼓を叩いたら
ますます中学生はじゃまをすると思います。ゆりの苦悩、そしてゆう、るみをもっと前面にだした方がいい。
そうするとあすなろはいらないのでは…。たしかにゆうのあすあろの生徒に砂を食べさせると言う台詞はすごく強烈です。
しかし今のあすなろでは、まだ足りない。それは一人一人のくわしいエピソードが見えてこないというのも原因なのかもしれません

ゆうが障害を持っていることの意味が作品の中に見えてこない。

ゆうの選べる は 唐突 まわりがもっとびっくりするとか、もっと長くしゃべるシーンが前にあるとか

あすなの子供達微妙 楽しいの?つまんないの?休憩中なのに静か。なんか台詞だけって感じ。

ゆりが親父攻めている時、変。親父ふざけるな。黒子の動き汚い。
るみ、何言っているかわからない。ゆり、意味のない動き多い。場面から場面へ行く時みんな待ってて変。間延び。
折角笑ったと思ってもまたすぐにしらける。めのこ、歌歌っている時、健常者になっている。
とも、早口になると何言ってるかわからない。障害者になっていない。すごい嫌み。

花火の音汚い。自然音少ない。ガムランいらない。作業灯消し方汚い。あすなろの空間、もっと落ち着けるカラフルなものに。
小道具マジック少ない。いじめの男の子はいるか?父の腹、いい加減すぎ。

ラストのゆうにもっとライトを。

花火の照明、あれだけ?
ぽか玉の穴、はっきりさせて。花火屋の衣装ってあんなの?

不自然な台詞や父の演技など低レベル

ゆりが家の中で制服でいるのはおかしい。中身ない。暗転幕がセットにひっかかっていた。
花火の歌、音の幅が広すぎて耳になじまない。家の構造がわからない。

父の腹、やせた、疲れた、ひとじゃないの?
最後の演奏、すにもどっているひとがいる。柳まだまだ。

誰が障害者なの?

事件があって、葛藤があって、話が進むのがよい本。それが全くない。
感情後払い。行動で表せ。人数が多いシーン、それぞれの役をやりながら、ポイントに客の目がいく工夫が必要。

おねえちゃんの気持ちをたどる。→おねえちゃんの事件が立っていくべき。→姉の苦しみ、妹の苦しみを、たてるべき。

台詞が聞こえる、というのは、意味が伝わるしゃべり方をしていると言うこと。
花火の職人の仕事を本人が全く理解せず見もせず、いい加減にやっているのが、芝居がダメになっている原因。
こころの動きがざらつくようなら、その場の稽古をその場でやり直すこと。
母らしさを決めるのは、子供達の接する態度で決まる。母をどう思っているのか、どう母に思わず接してしまうのか、はっきりしてない。

医者的なまなざしで見て、ゆうの演技はどうなのか。他の障害者はどうなのか。
なんでこの日記が必要なのか、よく感じて考えて。
全体の中でどんな役割なのか。明るい妹でよいと思うが、それがどういう質のものなのか
深くつっこんで。口紅のシーン、最初はどういうつもりで初めて、それがどう変わっていったのか、見せ場。
ゆり、こらえる役、無理して明るくしている役。妹に我慢するんだよと話すのは一体どういう事なのか、いろいろパターンがあるはずだ。
中学生達ケンカしてどうなるのか。びっくりするのか。怒るのか。笑うのか。切れられた後の、自分たち、一人一人違うはず。どう、去っていくか。

まったいらな言い方をまず出来るようにして、それに味を付けていく。
何lなやんで何lかなしんで何lあきらめているのか、と、真っ平らな言い方に足していく。

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