千葉県高等学校演劇発表会審査実施要領 1999.5
T.【基本方針】
審査・講評は、千葉県高校演劇連盟全体の演劇に対する理解を深めるために行 う。
上演された劇に対する意見交換が潤滑に行われ、その内容が全体に反映される よう努力する。
U.【地区発表会の審査について】
@審査員
当該ブロックの顧問教師
派遣審査員
A審査方法
話し合いを基本とする。具体的方法については各地区で協議する。
V.【中央発表会の審査について】
@審査員
専門審査員 若干名
他都県の現役顧問
各ブロックからの代表顧問
※専門家の選定は男女、年齢、ジャンルに偏りがないよう留意する。
A賞
次の賞を設定する。
最優秀賞 1校 優秀賞 4校 優良賞 10校
B「審査員合評会」
事前に審査員による合評会を開く。合評会と審査会の運営は部会が司会と 記録者をだして運営し、その記録は出来る範囲で公開する。
合評会の開催時刻などの詳細はその都度決定する。
C審査方法
話し合いを基本とする。ただし、審査の簡略化と安定化のために次の手順を実 行する。
A)「審査条件の確認」
B)「各審査員が5校選ぶ」
1)審査員は、審査対象校の中から優秀と思われる上演校を5校選び、点数を つける。得点は最上位校は5点、以下、4点、3点、2点、1点とする。
2)専門審査員及び他都県の現役顧問の点数は、その他の審査員の点数の2倍 の得点として計算する。
3)投票の結果を集計して一覧表を作成し、得点の高い順に上位5位まで仮順位 をつける。
4)同点の学校については、協議して、順位をつける。
5)上演時間が60分を越え65分以内の時、順位をひとつくり下げる。
5位にあたる学校がこの規定に当てはまるときは、60分以内の次点の学校が 繰り上がる。
6)最上位を最優秀賞とし、2位から5位を優秀賞、その他を優良賞とする。
7)関東大会には上位校から順に出場する。
C)「創作脚本賞・舞台美術賞」
1)創作脚本の中から協議して創作脚本賞を決定する。
2)創作は、脚色を含む。創作性の判断は、審査員に一任する。
3)創作作品は出場校に在学する生徒・または顧問の作品であることとする。
4)全作品の中から協議の上、舞台美術賞を決定する。
D)「講評」
研究大会である趣旨に留意し、次の舞台創造の励みとなるように配慮する。
E)「その他」
8)不測の事態や様々な条件に関しては審査員・事務局の協議で決定する。
9)順位に関する投票の結果は公表する。
10)仕込みを含む全体時間が70分を大幅にオーバーしたときも上演時間オーバ ーと同様に考える。但し、会場、袖の広さ、駐車場、前の学校のセットなどで
仕込み時間には不測の事態が予測されるので、大会ごとに協議の上対処する。
※全体時間の目安 ・装置設置と上演時間で85分を越える。=上演5分未満オーバー
100分を越える。=上演5分オーバー
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