千葉県立船橋旭高雑草園ができるまで

1995年2月から校庭の一部を掘り起こして雑草園を作りました。
植物の二次遷移を継続的に観察する実験です。

船橋旭の雑草園をつくったのは
15年続けた船橋二和高の
雑草園です。
ノイバラが優占種。
すぐ横にマテバシイがのびて
サンザシが2メートルに
なっていました。

これを旭でも
やってみたかったのです

裸地化するまで


右の写真は雑草園予定地のすぐ隣です。
ススキ・セイタカアワダチソウそしてノイバラや
アズマネザサが入り込んでいました。

1995年はこうだったのです。

2003年と比べてください。

まず、2メートル×3メートルの
土地を掘り起こす。
これが一人でなかなか大変。
掘りあげた土が山になりました。
根を取り除くために篩にかけました。

これが、ものすごい時間がかかります。

1995年5月7日ついに裸地化に成功しました。

裸地化が終わったのが
1995年5月7日の夜
5月9日にはパイプを組みました。
各班は右の写真の左端の
50p×50pの範囲の草の名、草高、
被度を調べます。


家族にもホンのちょっと手伝って貰いました。


以後1年間に、5、7、9、11、1月と5回の生徒調査を
行って遷移を調べています。



1995年6月21日の調査
まだ、少なくて楽だなあ










1995年9月11日の調査
アレチマツヨイグサ・エノコログサ・メヒシバなどの
一年草が栄えている。








1996年はヒメジオンなどの越年草が栄えている。

1997年はセイタカアワダチソウが優占種となりました。

さらに、送電線の下にあったことが、ムクドリなどの
糞が多く、樹木の進入を早めたようです。
1997年11月でムクノキ・ヌルデ・ノイバラ・ネズミモチ・トキワサンザシがすくすくとのびてきています。


1998年以後の雑草園

右の写真は雑草園横の鉄塔脇です。
1995年の時と比べてください。
10年間でこれだけ木が大きくなりました。

エノキ・ムクノキ・センダン・シロダモ
アズマネザサがメインです。


生活型スペクトルを考えよう。 
  1999年11月〜2000年9月 および 9月のみに注目したこの6年間の記録


東京書籍の生物TBの教科書の指導書に旭雑草園の写真が載っています。サンショウウオ
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